四半期末となりましたので運用状況の確認を行います。
我が家のリスク資産ポートフォリオ全体の直近3ヶ月(2011年3Q)の投資収益率は-12.7%。年初来では-11.6%、2006年2月にリスク資産への投資を開始して以来の累計では-25.0%となっています。
(今期末評価額÷(前期末評価額+今期投資額)で算出、既払手数料・税等込み。海外ETFについては、将来ドルを円に戻す際の為替コストを加味して評価)
前期末までは年初来でプラスでしたが、今期でマイナスとなってしまいました。まぁ、国内債券クラス以外は全て評価損ですので、分散しておいて良かったなぁと。良く持ちこたえている方だと思います。
現在のリスク資産の配分は、日本株11%(EFA, VTの日本株部分を含む)、外国株40%(先進国株23%、新興国株17%)、日本債券40%、外国債券8%
なおこれらリスク資産とは別に、生活防衛資金として家計支出1年分を期間長めの定期預金にキープしたうえで、安全資産(流動性資金や定期預金)も毎月積み増しています。
現在のポートフォリオは以下の通り。
日本株
- TOPIX ETF(1306)
- CMAM日本株式インデックスe(積み立て中)
外国株
- Vanguard Total World Stock ETF(VT)
- Vanguard Total Stock Market ETF(VTI)
- iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA)
- CMAM外国株式インデックスe(積み立て中)
新興国株
日本債券
- DLIBJ公社債オープン(短期コース)(積み立て中)
- DLIBJ公社債オープン(中期コース)(積み立て中)
- 個人向け国債 変動10年
外国債券
- CMAM外国債券インデックスe(積み立て中)
- 米ドルMMF(ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト(米ドル))
銘柄は変動無し。
スポット購入は行なっていませんし、毎月の積立て総額も変更ありませんが、ポートフォリオ中の株式比率が大きく下がってきましたので、それらを多目に購入するよう積立て比率を変更しています(売却してリバランスする程、目標比率と乖離はしていない)。
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はじめまして、ぽぽっちといいます。
30代半ばにして資産運用を始めようと思い立ち、本やネットで理論や方法を勉強し始めました。(と、言ってもまだ一月半程ですが…)
サラリーマンですから、FX株をやる時間的余裕はなく、資金もそんなにある訳ではありません。
そこで、インデックスファンドの積み立てによる資産運用が自分に一番あっているように思っており、じゅん@さんから少しでも学ばせてもらおうとお邪魔させて頂いております。
さて、そんな素人なものですから、やっぱり投資によるリターンが一番気になるのであります。何せマネー本なんかにも「資産運用には、まずいつまでにいくら貯めるのかの目標を立てましょう」なんて事が書かれておりますから。
前置きが少し長くなりましたが、そこで質問です。
じゅん@さんの運用報告では基準価格の上昇下降によるプラスマイナスしか分からないように思えるのは私の理解が足りないのでしょうか?
分配金も再投資なさっているのでそのような報告なのかも知れませんが、実際のところ運用に回した額からするとどれくらいプラスになったのでしょうか?(こういう事は聞いてはいけないのでしょうか?)
素人の乱文で申し訳ありませんが、何卒お答え頂きたいと思います。
>ぽぽっちさん
コメントありがとうございます。
この記事での私の運用状況は、実際に投資した額がどうなったかというものです。
残念ながら、この5年半積立投資をしながら、25%のマイナス成績という事です。
私も最初は「まずいつまでにいくら貯めるのかの目標を立てよう」と言う事で、長期投資すれば想定リターンに沿って複利効果で増えていく絵をイメージしていましたが、実際に金融危機を体験して感じたのは、そんな都合よく行くものではないと。
最近は投資リターンはおまけ程度と考えて、いかにリスクを抑えて元本を積み増すかが大切かなと感じています。
また何か疑問がありましたらいつでもコメントして下さい!