2019年の我が家のリスク資産の運用成績は+16.7%と非常に好調な結果でした。
年末時点でのアセットアロケーションを見る限り、リバランスが必要な感じでもないですし、家計全体の中での割合も悪くありません。
基本的にはこれまでやってきた事を継続するだけですが、2020年の投資計画についてまとめておきます。
我が家の投資方針の再確認
投資方針として大切なのは以下の3項目。
- 投資の「時間軸」
- 投資に回すお金の「量」
- 投資で経験する「波の大きさ」
我が家では貯蓄率50%を目指し、リスク資産:無リスク資産比率が50:50となるよう、毎月定額の自動つみたて投資を行っています(投資に回すお金の「量」と「波の大きさ」)。
投資の「時間軸」としては、60歳以降も取り崩しながら一生継続と考えていて、インフレに負けない程度のリターンを継続できれば良い。
ただ、取り崩し開始が早まるか遅れるかは、将来使えるお金に大きく影響してきます。
この歳まで子供が出来なかった事もあって、夫婦ふたりなら何とでも食っていけるし、二人ともいい加減に仕事はスローダウンしてゆっくりしたいなと言うのが最近の本音なんだけど。。。
2020年投資計画概要
2020年の投資計画の大枠としては、従来の方針を継続し、毎月定額のつみたて投資(つみたてNISAと特定口座)を行うだけです。
2020年は大きな出費予定はありませんし、昨年の家計の状況からは、毎月の積立額をもう少し増やしても良いのですが、夫婦とも仕事疲れが溜まっているので、突然仕事やーめたとなってもおかしくありません。積み立て額は当面変更せずにおきます(→ コロナショックにより、金融資産に占めるリスク資産の割合が下がったため、2020年3月より積み立て額を増額しています)。
つみたてNISA 2020年方針
つみたてNISAは以下のような非課税制度です。
- 年間の投資上限額は40万円まで
- 非課税期間は20年間
- 非課税枠は40万円×20年=800万(2018年に始めた場合。ただし20年間の投資期間を確保できるよう、5年間延長が検討されている)
国が用意した非課税制度というわけで、真っ先に利用すべき制度。できるだけ投資は自動化して長期に継続したいので、一般NISAよりもつみたてNISAを選択しました。
我が家では、SBI証券で毎月3万円分をつみたて設定し、ボーナス月(7月、12月)は2万円を追加して、年間で40万円の満額を夫婦それぞれが投資しています。
つみたてNISAへの投資額はこれまで通りとします。
つみたてNISA購入ファンドの変更
昨年は、つみたてNISAでeMAXIS Slim先進国株式インデックスを積み立てました。
日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する、信託報酬 年率 0.0965%(税抜)の超低コストファンド。
何ら問題のないファンドなのですが、私は全世界の株式に投資しており、これまで日本株、先進国株、新興国株の各クラスを組み合わせていたものを、2020年はeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)一本で行くよう銘柄を変更しました。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の詳細は下記記事を参照ください。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は、信託報酬が年率0.104%(税抜)まで引き下げられており、昨年無事に第1期運用報告書が発行されたこと、純資産も節目となる100億を突破し、現在200億円以上となるなど順調に育っており、安心してメインの投資対象に出来ると判断しました。
さらにこのファンド、投信ブロガーが選ぶ!fund of the year 2019では第一位を獲得しました!!
ちなみに妻はこれまで通り、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)をこれ1本で積み立てています。
特定口座購入ファンドの変更
特定口座については、eMAXIS Slimシリーズのライバルである、ニッセイTOPIXインデックスファンドと、ニッセイ 外国株式インデックスファンドを、これまで主に積み立てていましたが、これもeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の月1回積み立てに変更し、管理をシンプルにしました(新規購入分の変更のみで、保有は継続します)。
あとは、これまで通り、eMAXIS Slim新興国株式インデックスを多少トッピング。
野村インデックスファンド・外国株式(Funds-i)は、新生銀行のゴールドランク対策として、引き続き購入。
また別途、確定拠出年金として、DCダイワ外国株式インデックスに制度上の上限額月2万7500円を拠出しています(非課税制度は優先して使うべきです)。
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