個人型確定拠出年金(iDeCo)に関しては、私も妻も2018年から職場でDCが始まるということで一旦保留として、最近は情報を集めていなかったのですが、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの影で「松井証券」が商品ラインナップに良いのを揃えてるんですね。全く知りませんでした。当然手数料無料です。
関連松井証券のiDeCo資料請求
iDeCo口座をどこで開設するかは、今は手数料無料は当然として、商品ラインナップが良いかどうかにかかってきます。
松井証券のiDeCo商品ラインナップ
松井証券で取扱のあるiDeCo商品は2018年4月現在12種類となっており、超低コストインデックスファンド「eMaxis Slim」や、人気の「ひふみ年金」を取り扱っています。
資産形成のコアとなる海外株式クラスおよびバランス型について詳細を見てみます。
バランス型
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
信託報酬コストが年率0.1728%(税込)とクラス最高に安く8資産に分散投資が出来ます。
まだ初回の運用報告書が発行されていない新規設定ファンドなのですが、中身(投資対象)が同じであり信託報酬コストだけが異なるeMAXISバランス(8資産均等型)(Slimじゃない方)は十分な実績があり、そちらの運用報告書を見ると安定した運用がされています。
eMAXIS Slim バランスは私の妻がつみたてNISAで毎月積み立てている銘柄でもあり、バランス重視の方には第一選択としておすすめできます。
海外株式
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
海外株式クラスもeMAXIS Slimで揃えてきました。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは信託報酬年率0.11826%(税込)、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは信託報酬年率0.2052%(税込)とこちらもクラスで最高に安いコスト設定となっています。
これらも新設ファンドですが、私もeMAXIS Slim 新興国株式インデックスを毎月積み立てており、eMAXIS新興国株式インデックス(Slimじゃない方)の運用報告書を見ても安定運用されています。
なにより、eMAXIS Slimシリーズは常に信託報酬をクラスで最も安い水準に改訂する事を宣言しており、これまで実行してきた安心感があります。
ライバル他社のiDeCo商品ラインナップ
ちなみにライバル他社の商品ラインナップはどうなっているか見てみましょう。
SBI証券
業界最多のファンド取扱数を誇っていますが、初心者にはかえって選びにくくなっているかもしれません。
SBI証券のiDeCoではeMAXIS Slimシリーズを取り扱っておらず、先進国株式クラスでは「DCニッセイ外国株式インデックス」または自社グループの「EXE-i先進国株式ファンド」が低コストインデックスファンドの第一選択となります。
楽天証券
楽天証券は現在31本のファンドをiDeCoに取り揃えています。
楽天証券のiDeCoではeMAXIS Slimシリーズを取り扱っておらず、先進国株式クラスでは「たわらノーロード先進国株式」(私が特定口座で積み立てている銘柄です)または「楽天VTI(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」が第一選択となります。
マネックス証券
マネックス証券は現在22本のファンドを取り揃えています。
マネックス証券のiDeCOでは、松井証券で紹介した、3つのeMAXIS Slimシリーズファンドがいずれも取扱いがあります!!
iDeCoの手数料について
iDeCoの手数料は公的機関に支払うものと、運営管理機関に支払うものがあります。
国民年金基金連合会及び事務委託先金融機関(信託銀行)へ支払う手数料167円/月(毎月拠出の場合)は必ずかかってくる費用ですが、松井証券(運営管理機関)に支払う手数料は無料となっています。
最近ではiDeCOの運営管理手数料は無料が当たり前となっていますが、つい少し前までは有料が当たり前でしたし、無料にも残高条件が付いたりしていました。個人の資産形成が行いやすい環境が次々と整備されておりありがたい話です。
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