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つみたてNISAの始め方。まずは最初の一歩を。

つみたてNISA T-213

2018年から始まったつみたてNISA制度ですが、とうとう私の職場でも「今度つみたてNISAを始めるんだ!」という声が聞かれるようになりました(これって凄いことです)。

つみたてNISAはこれまで投資に縁のなかった20〜30代でもとっつきやすい制度なので、昔で言う財形貯蓄の様に社会人になったらつみたてNISAを始めようという流れが生まれつつあるのでしょうか。

金融庁の気合いの入り方も半端じゃ無いので、興味を持って始めてみようかなという人は、これからも大勢出てくる様に思います。

ここではつみたてNISAの始め方について解説します。

つみたてNISA制度を知ろう

つみたてNISAとは、つみたて投資によって得られた譲渡益や分配金の運用益が非課税になるお得な制度です。

従来のNISA(一般NISA)とは細かいルールが異なり、つみたてNISAでは以下のようになっています。

  • 年間の投資上限額は40万円まで。
  • 非課税期間は20年間。
  • 非課税枠は40万円×20年=800万(2018年内に始めた場合)

一般NISAとつみたてNISAはどちらか一方しか選択できないのですが、人によっては一般NISAを選ぶという選択肢もアリ。

つみたてNISAのメリット・デメリット

つみたてNISAのメリットはなんと言っても非課税期間が20年とれる事。最後の投資枠(2037年に購入したもの)はそこから20年間(2056年まで)非課税で保有が可能です。

株価は短期では上がったり下がったりするものですが、理論的には20年の長期投資であれば上がる可能性が高いと言えます。

一方、デメリット?としては、つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円×20年で総額800万円なので、これだけで老後の備えには足りません。

資産運用計画全体の中でつみたてNISAをどうやって活かすかを考える必要があります。

つみたてNISA早わかりガイドを読もう!

つみたてNISAについては、端的でわかりやすい資料(無料)があります。

金融庁が作成した「つみたてNISA早わかりガイドブック(PDF)」には、つみたてNISAの特徴から、投資の基本となる「分散投資」や「長期投資」の考え方、コスト(手数料)に注意すべしといった内容が説明されています。

金融庁もつみたてNISAは投資教育の機会と考えており、つみたてNISA Meetup(つみップ)という意見交換会(誰でも参加できます)を日本各地で開催したり、つみたてNISAフェスティバル (つみフェス)を開催したりと精力的に活動しています。

つみたてNISA口座の決め方

これまで投資といったものに縁が無かった人が、つみたてNISAを始めるにあたって敷居が低いのは銀行や郵便局(ゆうちょ銀行)など金融機関の窓口でしょうか。

これらの金融機関では気軽に相談ができるメリットがありますが、金融機関側にしたらカモがネギを背負って来るようなもので、余計な商品を買わされる可能性というデメリットがあります。

また、つみたてNISAの対象商品は、6000銘柄からある投資信託から金融庁が厳選した百数十本ありますが、銀行や郵便局では自社で取扱やすい銘柄十数本に限定している場合がほとんどです。

初心者にしてみれば迷わなくて良いというメリットでもあり、限定されてしまうというデメリットでもあります。

一方で、ネット証券会社では余計な勧誘はありませんし、ほぼ全ての対象銘柄から自分で好きなものを選ぶ事ができます。

この機会にネット証券に口座を開いてみるのはいかがでしょうか。

おすすめ金融機関

我が家は私も妻もSBI証券でつみたてNISA口座を開設しています。

ネット証券最大手という事で、サービスが充実しており、新しいサービスの導入にも積極的です(他社が何か画期的なサービスを始めると、後から追従するだけの体力があります)。つみたてNISAに関しても100本以上ほぼすべての銘柄を取り扱っており、また毎日、毎週、毎月積立と自由な積立設定が可能です。

次点で楽天証券でしょうか。こちらもSBI証券とほぼ同等のサービスが得られますが、楽天ポイントを使って投資信託が購入できる点が画期的です。

つみたてNISA銘柄を選ぼう

最初は何を買ったら良いのだろうと悩むケースが多いかもしれません。

迷った場合は、全世界株式や先進国株式インデックスを対象としたファンドを第一候補としてはどうでしょうか(別に1銘柄に絞る必要はありません。何銘柄でも購入可能)。

例えば、私は「たわらノーロード先進国株式(現在はeMAXIS Slim 先進国株式)」を妻は「eMAXIS Slim バランス」をつみたてNISAで積み立てています。

つみたてNISAはお得な制度とは言え、リスク資産への投資は損をする可能性もあります。これさえ買っておけば大丈夫という万人向けの正解がある訳ではありません。

自ら経験してみないとなかなか実感がわかない話です。後でつみたて銘柄を変更する事も可能(ただし年間の投資可能枠は限られています)なので、月に1,000円でも1万円でも購入してみながら勉強するのが良いのじゃないかな。

特につみたてNISAに関しては買っては駄目な商品は金融庁が除外してくれているので、銘柄選択はあまり重要ではありません。

自分の投資方針をしっかりと決めて、資産全体のアセットアロケーションを構築していくという事をできるようしっかりとした考え方を身に着けましょう。

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じゅん@

アラフィフ会社員、既婚子なし、共働き。2006年から貯蓄と並行して低コストインデックス投信のつみたて投資を行っており、インデックス投資歴19年目。投資ブログを書き始めたのも同時期です。
国際分散投資派のほったらかし投資スタイルで資産形成を実践します。

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