現在、私がつみたてている新興国株式ファンドは、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」ですが、Slimではない方(こちらも保有しています)の9回目の運用報告書がアップされました。
当ファンドとSlimでは投資対象は同じということで、隠れコストなど参考にできると思います。
簡単に内容をチェックしておきます。
運用成績(基準価額の推移)
今期(2017/1/27~2018/1/26)の騰落率は+36.2%(ベンチマーク+34.4%)と絶好調の新興国株式でした。
ベンチマーク(MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース))は配当を含まない指数なので、プラスに乖離して当然ですが、その差は+1.8%。
内訳は配当・利子等による+2.8%、ファンドの管理コスト要因で-0.8%、組入比率要因(現金ポジション)-0.2%、銘柄選択要因+0.1%、マザーファンドのコスト要因-0.1%となっています。
隠れコスト等費用の明細
信託報酬 98円、売買委託手数料 6円、有価証券取引税 3円、保管費用等 14円、その他 2円、概算実質コスト0.816%
新興国に投資するファンドで保管費用が嵩むのは通常見られる現象です。
過去の実質コストから比べても悪くない値です。
eMAXIS新興国株式インデックスは現在の信託報酬が税込0.648%ですが、同じマザーファンドに投資するeMAXIS Slim新興国株式インデックスでは0.2052%と大幅に安くなっている分パフォーマンスに反映されると期待できます。
今回、eMAXISのサイトでは他の資産クラスの運用報告書もアップされています。
私が現在保有しているeMAXISシリーズ(Slimも含む)は新興国株式のみですが、先進国株式の決算内容も問題ない結果となっています。
eMAXIS Slimシリーズの初回決算(6月初旬頃発表?)が楽しみですね。
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