※2018年4月30日更新
最近徐々に周囲でも話題になってきました個人型確定拠出年金(iDeCo)ですが、加入に必要な書類を勤務先に書いてもらうハードルの高さに加えて、掛金の口座引き落としにネット系銀行は不可(ただし一部の銀行を除く)という重要な問題があります。
SBI証券のiDeCOに住信SBIネット銀行が使えないってどうなのよという話ですが、国民年金基金連合会との口座振替契約を行っていないため、引落機関として指定出来ないとの事。
以前はネット系の銀行では新生銀行しか引き落としが出来ませんでしたが、その後イオン銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行でも引き落としが可能となっています。
口座振替可能又は不可能な金融機関についての情報ソースはあまり良いものがないのですが、下記のSBI証券の記載がわかりやすいです。
参照SBI証券の証券口座から掛金の引き落としをすることはできますか?
掛金口座振替可能 金融機関
- 都市銀行
- 地方銀行
- 第二地方銀行
- 信託銀行(三菱 UFJ 信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行)
- 旧長期信用銀行(新生銀行・あおぞら銀行[注]) [注]:あおぞら銀行インターネット支店は取扱不可
- ゆうちょ銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- 労働金庫
- 信用農業協同組合連合会(信連)、農業協同組合(農協)
- ジャパンネット銀行
- 楽天銀行
- イオン銀行
最近は都銀もコンビニATM引き出し無料対応など使い勝手が良くなってきましたが、田舎に住んでいるとやっぱりネット銀行が便利なんです。
国税の還付金を受け取れるネット銀行も最近こそ増えてきましたが、未だに限られていますし、その点、新生銀行は利便性が高いです(私のメイン口座)。
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掛金口座振替不可 金融機関
- 信用漁業協同組合連合会(信漁連)、漁業協同組合(漁協)
- 商工組合中央金庫
- 農林中央金庫
- ネット系銀行の一部 (セブン銀行、ソニー銀行、住信 SBI ネット銀行、大和ネクスト銀行、じぶん銀行など)
- 信託銀行の一部(野村信託銀行、SMBC 信託銀行など)
- 外国銀行(シティバンク など)
- その他(新銀行東京、オリックス銀行 など)
イオン銀行は以前はiDeCoの口座振替不可だったのですが、イオン銀行自身がiDeCoの募集を始めたこともあってか、今は口座振替が可能となっています(コールセンターに確認。ただし印鑑又はサインを登録している口座のみ振替可能との事)。
イオン銀行のiDeCOは、運営管理手数料0円で、たわらノーロード 先進国株式(信託報酬年率0.243%(税込))の様な低コストインデックスファンドを扱っていますので、決済口座をイオン銀行にしている方には便利な選択でしょう。
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