先日12月10日に新規設定された「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」ですが、最近の低コスト外国株式インデックスファンドに比べて、20%以上低い運用管理費用(信託報酬)を設定してきました。非常に期待しています。
- 運用会社:ニッセイAM
- 連動指数:MSCIコクサイインデックス(配当込み、円換算)
- 決算:年1回11月20日
- 購入手数料:なし
- 運用管理費用(信託報酬):年率0.4095%(税抜0.39%)
- 信託財産留保額:なし
- マザーファンド:ニッセイ外国株式インデックスマザーファンド
- マザーファンド純資産額:220億円(平成25年9月30日現在)
- 取扱販売会社:楽天証券、マネックス証券、SBI証券
丁度昨日から、私のメイン証券会社のSBI証券でも取り扱いが始まりました。
NISA口座で購入可能ですし、投信マイレージの対象にもなっています!投信残高1000万円以上&SBIカード保有であれば0.24%が返ってきますので、実質的な保有コストは米国ETFのTOK(iShares MSCIコクサイETF、Expense Ratio 0.25%)よりも安い域に来ています。
※ただし投信マイレージサービスの永続性には懸念があります。
ニッセイ外国株式インデックスファンドを購入するにあたって注意が必要なのは、新規設定のため、明示された運用管理費用以外のその他コストがどの程度になるか全く分からない点。
普通は新規設定ファンドは1回目の運用報告書が出るまでは手を出さないのが無難なのですが…これに関しては請求目論見書によると投資対象となるマザーファンドが新規ではない様なので、変にコストが膨らむ事は無いんじゃないかなと予想。
という訳で、NISA口座では「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を購入します。
追記 (2015/4/5):第1期運用報告書がでました「ニッセイ外国株式インデックスファンド第1期運用報告書(2015年1月)」
この記事の感想を下のコメント欄でお寄せください
インデックスeから乗り換えようか迷っています。実質コストと分配金を見極めたい一方,この信託報酬率はかなり魅力的です。
>zさん
コメントありがとうございます。私の方は次の1年はNISAはニッセイで、通常の積み立てはインデクスeを継続して決算まで様子を見る予定です。
積立投信とニーサについて
ニーサ利用の積立投信は、積立は1年で終了し普通の投資信託になってしまうので、積立投信のメリットであるドル・コスト平均法は4年間は恩恵がないことになります。積立投信を勧めている方はどうお考えですか?
>花崎さん
ごめんなさい。ちょっと質問の意図を良く理解していないかもしれないのですが・・・
ドルコストが有利かどうかは、ケースバイケースなので、まとまった額が用意出来るのであれば一括で買ってしまえば良いと私は思います(今年度のニーサはまとめて100万購入しました)。
そもそも積立てでしか資金を用意できない状況(サラリーマンの蓄財の基本は積立てと思っています)であれば、ニーサであろうが特定口座であろうが積立てるしかないかと。