楽天証券では、楽天カードのクレジット決済による投資信託積立てが可能となっています。
月上限50,000円まで、楽天カードからカード決済による投信積立てで、100円につき1ポイント(1%)の楽天スーパーポイント(通常ポイント)が付与されます。
1%というのは非常に大きいです。投資信託で資産形成をするのであれば、楽天証券口座と楽天カードはまず第一に揃えるべきアイテムとなりました(家族カードは使えないので夫婦それぞれで積み立てましょう)。他のネット証券には無い画期的なサービスなので利用しない手はありません。
ルールや注意点などまとめておきます。
※注:2022年9月買付分よりポイント付与率が変更となります。
楽天カードクレジット決済の概要
ついに楽天証券で楽天カードクレジット決済が始まりました。
- 上限金額:月額50,000円まで
- カード決済額の1%分の楽天スーパーポイントが付与
- 楽天証券でつみたて可能な約2,500種類の投信を購入可能
- 特定口座、NISA、つみたてNISAも対象
- 12日までに申込、翌月1日買付け、27日引き落とし
楽天カード決済の注意点
- 利用できるのは楽天カードのみ(楽天銀行デビットカードは不可)
- 楽天証券口座、楽天カードの名義が一致していること
- 家族カードは利用できません
- 「1回払い」のみ(「分割払い(リボ払い)」「ボーナス払い」「あとからリボ払い」は不可)
投信積立の設定方法
楽天カードクレジット決済による投信積立の設定は上部「投信」メニューより、積立注文を選び、ファンド名を入力(検索)すると、積立設定画面が出てきます。
1点注意が必要なのは次の画面に出てくるポイント利用設定です。
月500円以上のポイント投資で楽天市場のSPU+1倍となるので、ポイント投資は必ず利用したいのですが、楽天カードによる投信積立で「ポイント利用する」にしてしまうと、楽天カードの決済額が減る(=獲得ポイントが減る)事になります。50,000円の満額をカード決済したい人は、ここではポイントを利用せず、ポイントは「通常注文」で使うようにしましょう。
私が楽天カードで積立て設定している銘柄
このサービスが始まった当初、楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)を、楽天カードクレジット決済で積み立てる設定を行いました(その分、SBI証券で積立てているファンドの積立額を減らしました)。
このファンドはバンガードの人気ETFを投資信託に仕立てたもので、初回の運用報告書を見ると、その他コストなど若干気になる点はあるのですが、資産規模が大きく継続した資金流入が見られていること、また将来的にシンプルなポートフォリオに整理したいという事で、日本株も含んだ全世界株式ファンドを選びました。
その後、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)が新規設定されたことで、現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) を積み立てています。
投信つみたては楽天証券で、米国株はSBI証券!
という訳で、つみたてNISAなど投資信託をつみたてるには楽天証券が一番お得となっています。
一方で、海外ETFや米国株に投資したい場合には、SBI証券がおすすめです。楽天証券もSBI証券も為替手数料が1ドルあたり25銭となっていますが、SBI証券は住信SBIネット銀行経由で1ドルあたり4銭でドルを入手可能ですし、FX経由の現引き(下記記事を参照)では1ドルあたり0.2銭までコストを下げることができます。
楽天カードは一家に一枚
楽天カードは年会費無料のクレジットカードですが、基本スペックとして、カード利用100円につき1P=1円(1.0%相当)となっており、還元率はまぁまぁですが、街での利用でポイントアップなどキャンペーンが頻繁に行われています。
一番のポイントは楽天市場での楽天カード利用で、スーパーポイントアッププログラム(SPU)による獲得ポイントが2倍になること。
その他に、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすることで更にポイント+1倍となります。
楽天市場はものによりけりですが、ポイントを加味すると同じものでもAmazonよりも安い事が多いので、我が家では日用品は楽天スーパーセールでまとめ買い、お急ぎのものはAmazonと使い分けています。
そんな訳で、楽天カードを1枚作っておいても悪くないでしょう。
2018年9月3日追記:今月より楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)に楽天証券のポイント投資が加わりました!月1回500円以上のポイント投資で楽天市場の商品がいつでもポイント+1倍に!
2022年2月5日追記:楽天証券のポイント投資でのSPU!プラスのルールが2022年4月より変更となります。
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