投資信託の積立投資ではクレジットカードを使って+1%程度のポイントを得るというのが最近では当たり前になってきました。
2022年3月末よりauカブコム証券でも、au PAYカード決済による投資信託の積立が可能になっており、私もau PAYカードを作ったので6月より積立開始しています。
特にauまたはUQ mobile回線の契約者は、12ヶ月間最大5%還元になるので設定必須!
あと、auじぶん銀行とauカブコム証券、au PAYカード、au PAYを紐づけることでauじぶん銀行の普通預金金利が0.20%にアップするなど、何気にau経済圏(グループ囲い込み)が今アツいので情報をまとめておきます。
auカブコム証券のau PAY カード決済による投資信託の積立
au PAYカード投信積立の概要
- 金額:月額100円~50,000円
- 積立額(カード決済額)の1%分のPontaポイントを還元
- 対象口座:特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA
- 毎月9日の2営業日前までに申込、翌月1日買付け、買付日の月の10日引き落とし
月額5万円が上限、特定口座のほかつみたてNISAも対象となります。このあたり、SBI証券などと同じです。
毎月5万円積み立てた場合、年間で6,000ポイントが付与されますが、残念なのはゴールドカードによるポイント上乗せはありません。。
注意点として、家族カードは使用できません(贈与とみなされるため)。また、au PAY プリペイドカードも使用できません。利用可能なのはau PAYカード(レギュラー・ゴールド)のみです。
公式サイトauカブコム証券|au PAY カード決済による投資信託の積立
au/UQ mobile特典
さらに、au回線の契約者はプラス4%、UQ mobile回線契約者はプラス2%が12ヵ月間還元されます(特典終了時期未定)。
ただし、下記の通り契約プランに若干縛りがあるので注意が必要です。サブブランドのpovoは対象外。
【対象プラン】
- au回線(5G / 4G LTE)
※マモリーノ専用プラン、データ通信のみプラン、auひかり、auひかり ちゅら、ホームルーターなどのインターネット回線契約は対象外 - UQ mobile(5G)
※UQ mobile(4G LTE)、データ通信のみプラン、UQ WiMAX、ホームルーターなどのインターネット回線は対象外
プレスリリースau・UQ mobile×auカブコム証券 投資信託の積立金額の最大4%をPontaポイントで12カ月間還元
積み立てに使用できるau PAYカード
au PAYカード
- ブランド:VISA、Master
- 年会費: 無料
- 追加カード:ETCカード(無料、ただし発行手数料1,100円(税込)が引かれ、1年以内に利用すると発行手数料相当額が戻ってきます)、家族カード(無料)
- ポイント還元率:1.0%
- ショッピング補償:最高年間100万円(免責3,000円)
- 海外旅行傷害補償:最高2,000万円(利用付帯)
年会費無料でポイント還元率1%ということで、普通に普段使い出来るクレジットカードだと思います。積み立て目的ではこの一般カードで十分。
現在、公式で新規入会キャンペーンが行われており最大10,000ポイントが得られます。
また、ハピタスなどポイントサイト経由での発行がお得です。
au PAYゴールドカード
- ブランド:VISA、Master
- 年会費: 11,000円(税込)
- 追加カード:ETCカード(無料)、家族カード(1枚目は無料、2枚目以降は1枚につき、2,200円(税込))
- ポイント還元率:1.0%
- ショッピング補償:最高年間300万円(免責3,000円)
- 海外旅行傷害補償:最高1億円(利用付帯)
- その他サービス:au携帯電話利用料の11%を還元。
au PAY 残高にチャージで利用料金の2%を還元。
auでんき、都市ガス for au 利用額の3%を還元。
空港ラウンジ無料(国内+ハワイ)
ゴールドカードは年会費が11,000円かかるのですが、au携帯利用料金の10%が通常ポイント1%にプラスして返ってくる(家族カード会員分も)のでauユーザーであれば恩恵は大きいです。
また、au PAY残高チャージで通常の1%にさらにプラス1%還元(ただし月間最大1,000ポイント)なので、au PAYの0.5%と合わせて2.5%還元となり、ガッツリ利用する人であれば年会費の元が取れる感じです。
公式サイトau PAYカード|ゴールド特典ポイント
ゴールドカードの公式の入会キャンペーンは最大20,000ポイント得られます。
auカブコム証券はauじぶん銀行とセットで利用
auカブコム証券は、auじぶん銀行と連携(マネーコネクト設定)することでオートスイープできるようになります。つまり、auじぶん銀行にお金を入れておけば自動で証券の売買代金や投信の積立代金に充当されるし、アップした普通預金金利が適用されます(auカブコム証券の預かり金に現金を置いておいても金利が付かないので無駄です)。
ただしIPOの代金には自動スイープされないので注意。オートスイープ設定のデメリットは特に無いと思いますが、強いて言えば勝手にお金が動く事でしょうか。
auカブコム証券の口座開設は、ハピタス経由で現在8000円相当が得られます。
auカブコム証券で積立てる銘柄
auカブコム証券では1,400銘柄以上の投資信託を扱っており、全銘柄が購入手数料無料です。
コツコツと積立投資を行うのであれば、毎日引かれる管理コスト(信託報酬)が低い投資信託を選ぶべきですが、私がSBI証券や楽天証券で積立ているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)(信託報酬率0.1144%)も取り扱いがあるので、これを月5万円積立てています。
auじぶん銀行のメリット、デメリット
auじぶん銀行のメリットはなんと言っても、普通預金金利が高金利な事。また、普通預金口座からそのまま証券口座にスイープできる事。
SBI証券と連携する住信SBI銀行は、ATMや口座振替が使える普通預金口座とは別のハイブリット預金口座とお金の振替移動が必要になりますし、かつては高金利だったハイブリッド預金口座も現在は0.01%の金利しか付かないので、まとまったお金を置いて置くには向きません。
その点、auじぶん銀行は普通預金口座から証券口座にスイープできるし、普通預金金利も前述の証券口座連携と、au PAYカード引き落とし設定、au PAYとの連携で現在税引き前0.2%と、最高水準の金利が適用されます。
auじぶん銀行にプールしておいて、毎月定額を住信SBIネット銀行に自動送金するやり方もありです(住信SBIネット銀行の定額自動入金サービス利用)。
あとは、auじぶん銀行は最低でも月2回、最高で月15回まで手数料無料で引き出しが可能ですし、ATMの利用にキャッシュカードが不要(スマホだけでOK)なのが、キャッシュレス生活にめちゃくちゃマッチしています。最近はサイフを持ち歩かない事も多いしね。
auじぶん銀行の口座を開設すると、au PAYプリペイドカードが発行できます(非auユーザーはau PAYプリペイドカードの入手にauじぶん銀行の開設が必須)。iPhoneユーザーは、(現在のところ)au PAYプリペイドカードを通じてapple payでnanacoやWAONのチャージが出来るので、税金の支払いや楽天ギフトカードを使った楽天キャッシュの入手にも活躍します。
auじぶん銀行のデメリットは特に感じないけど、強いて言えばauのサービスは長続きしない事が昔からよくあるので・・・
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