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証券口座を集約しよう – 株式・投資信託の移管(振替)方法

10数年前は、ネット証券でもインデックスファンドの取扱いは珍しくて、あそこにこんなファンドがあるぞ!と言う噂をブログで見つけては、あちこっちに口座を開いてファンドを買っていました。

どこのネット証券でも低コストインデックスファンドが買える様になったのは、2008年にSMTインデックスファンドシリーズ(旧STAM)が登場した以降、ようやく証券口座を集約できる環境になったと思っています。

株式や投資信託の移管は「ほふり」という「保管振替制度」を利用しているので、紙を1枚提出するだけで非常に簡単。

手数料がかかるケースは注意が必要ですが、無料となるケースも多いので、気軽に動かせば良いでしょう。

ただし、NISA口座の保管残高を非課税のまま他社に移管することはできません(一旦売却が必要になります)

口座を複数持つメリット、デメリット

証券口座を複数の金融機関で持つ理由は何でしょうか?

口座開設キャンペーンやポイントプログラム、投信積立てキャンペーンを上手く使えば美味しい話です。

が、結局口座が増えれば増える程管理が面倒になるし、特に自分にもしもの事があった時に家族が資産を把握しきれないのはマズいですね

小銭を置いておく程度なら良いのでしょうが、本格的な資産管理の為にはいずれ口座を集約する事を意識した方が良いと思います。

メリット

  1. ポイント等の優待プログラムの活用
  2. キャンペーン活用
  3. 専用ファンドの購入

デメリット

  1. 管理が面倒
  2. 特定口座間の損益通算に確定申告が必要

株式・投資信託の移管(振替)方法

移管手数料の確認

投資信託の移管は、主なネット証券では投資信託の出庫時1銘柄に付き3,300円(税込)の手数料がかかります(入庫は基本無料)。

が、SBI証券は2022年1月よりSBI証券への入庫にかかる手数料をSBI証券が負担するキャンペーンを恒久化する「投信お引越しプログラム」を発表しました!!

プレスリリース「SBIプレミアムチョイス」および「投信お引越しプログラム」開始のお知らせ

また、大手では野村證券のオンライン口座(ネット&コール)では入出庫ともに無料

株式の移管に関しては、SBI證券と楽天証券は国内株式及び外国株式ともに入出庫無料なので、ETF派の人は良いですね。マネックス證券では米国株・中国株の出庫に1銘柄3,000円。国内株は無料です。

参考SBI証券 – その他費用
参考楽天証券 – その他手数料
参考マネックス証券 – その他費用
参考野村證券 – ネット&コール

移管手続方法

移管(振替)の手続き自体は簡単で、出庫する金融機関へ「投資信託振替依頼書」を請求し、記入・押印後に出庫元に提出するだけで2週間程度で作業が完了します。

投資信託振替依頼書はネット上から印刷又はカスタマーセンターへ電話をして取り寄せる必要があります。

SBI証券:セルフ印刷用のフォーム
楽天証券:投信口座振替依頼書

参考までに、少し情報が古いのですが、私は2009年に楽天証券からSBI証券に海外ETFの移管を行っていますので参照下さい。

ちなみに、投資信託の移管手数料は2009年当時と比べるとなんと3倍に値上がりしています。。。。

楽天証券から他社への移管方法

楽天証券から「投資信託」「国内上場外国株式」「国内上場ETF(外国株式扱い)」を移管するには、移管先の証券会社を決めた上で、カスタマーサービスセンターへ電話連絡し手続き書類の送付を依頼します。投信口座振替依頼書を提出します(WEB上からPDFで印刷できるようになりました)。

公式サイト投資信託の出庫手続き

会員専用ダイヤル(楽天証券に口座があるお客様)

受付時間 平日8:30~17:00 (土日祝・年末年始を除く)

固定電話からは
0120-41-1004(通話料無料)

携帯電話からは
0570-07-1004(通話料有料)
または03-6739-3333(通話料有料)

投資信託は週末専用の下記番号も設置されています。

投信NISA 週末専用ダイヤル

受付時間 土日9:00~17:00 (年末年始を除く)

固定電話からは
0120-885-695(通話料無料)

携帯電話からは
03-6739-2006(通話料有料)

お客様情報として、部店-お客様コード(口座番号)、ログインIDは手元に用意しましょう。

楽天証券から「国内株式」を他社へ移管する際は、以下の手順となっています。

PCサイトにログイン後、「マイメニュー」→お客様情報の設定・変更「移管・買取請求」
日本株式欄の「楽天証券から他社へ」の右にある「申込」をクリック

SBI証券から他社への移管方法

SBI証券から「投資信託」の出庫手続きはカスタマーサービスセンターに電話し書類を取り寄せるか、ネット上からPDFを印刷して提出します。

カスタマーサービスセンター

年末年始を除く平日8:00~17:00
【固定電話】 0120-104-214(通話料無料)

【携帯電話】 0570-550-104(ナビダイヤル)

国内株式や外国株式の移管(出庫)も書類がPDFで提供されていますので、HPを参照下さい。

公式サイト株式移管出庫サービス

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じゅん@

アラフィフ会社員、既婚子なし、共働き。2006年から貯蓄と並行して低コストインデックス投信のつみたて投資を行っており、インデックス投資歴19年目。投資ブログを書き始めたのも同時期です。
国際分散投資派のほったらかし投資スタイルで資産形成を実践します。

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