数日前に楽天証券から個人型確定拠出年金(iDeCo)申込資料が到着しました。
申込に必要な提出書類は、先日記事にしたSBI証券と基本は同じなのですが、細かい点で違いがあるようです。
今回、楽天証券から求められた書類は以下の3点。
- 個人型年金加入申出書(第2号被保険者用)
- 事業所登録申込書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書
- 個人情報の同意書
SBI証券と楽天証券で異なる提出物
今回、楽天証券では本人確認書類を求められませんでした。
これは私が証券口座にログインしてから資料請求を申し込んだ為かもしれません(本人確認済みとして扱われる?)。
楽天証券では証券の総合口座と確定拠出年金口座を一体で管理できるようなので、この点は便利です(SBI証券は別サイト?)。
個人型年金加入申出書(第2号被保険者用)
SBI証券のものと若干様式は異なりますが内容は同じです(複写式2枚綴り)。
ただし、引落し口座に設定できない金融機関についての案内は別紙に小さく書かれているだけなので、SBI証券の方がわかりやすい。
国民年金基金連合会の都合でしょうか。以下の金融機関は掛金引落し設定不可です。
<口座振替不可 金融機関>
- ネット系銀行(住信SBI、セブン銀行、ソニー銀行、楽じぶん銀行、大和ネクスト銀行など)
※新生銀行は口座振替可能です - 商工組合中央金庫、農林中央金庫
- 信託銀行の一部(野村信託、SMBC信託など)
- 外国銀行(シティバンクなど)
- 信用漁業共同組合連合会
- その他(新銀行東京、オリックス銀行など)
事業所登録申込書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書
こちらもSBI証券のものと若干様式は異なりますが内容は同じです(3枚綴り)。
事業主による記載と社印の押印が必要という事で、制度が浸透していない中小企業では最大のハードルとなりそうです(私もまだ総務担当者に事前相談が出来ていない・・・悩ましい)。
個人情報の同意書
SBI証券では「確認書」の確認内容に個人情報の取扱いが含まれていました。
「法令等に従い、個人型確定拠出年金プランの提供に必要な範囲内で・・・」というSBI証券の記載に対し、楽天証券は運営管理に留まらず「市場調査、サービス開発を目的としたアンケート等の実施などによるサービスの研究や開発のため」といった具体的な記載があります。
内容は問題無いでしょう(DMが大量に届きそうですが)。
SBI証券と楽天証券のどちらを選ぶ?
商品ラインアップで見ると、SBI証券と楽天証券のどちらもトップクラスの低コストインデックスファンドが揃っていますので、両社とも条件に恵まれていると思います。
ただし、eMAXIS Slimシリーズを購入したい場合は、SBI証券及び楽天証券のiDeCOでは取り扱っていません。
eMAXIS Slimシリーズはマネックス証券または松井証券のiDeCo口座で購入が可能です。
口座管理手数料の無料条件の残高基準は、SBI証券も楽天証券と同様無料となりました。
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