昨日の日経平均は760円(4.84%)の低下、週間での下げ幅は、リーマン・ショック直後の2008年10月以来だとか。
ここ数年で投資を始めた人は、含み損が気になっているかもしれません。
蓋をして忘れてしまうのも一つの賢いやり方ですが、自分のリスク許容度を見極める為には、こういう時こそ資産状況をきちんと確認した方が良い(本当のリスク許容度は一度暴落を経験しないと判らないものだと思います)。
さて、そう言う私も、もうすぐトータル収益がマイナスになります。
リーマンショック当時とはリスク資産の桁が違うのだから、そりゃ気になりますよ。
下落相場の心構え
上記アイキャチ画像は、私が投資を始めた2006年2月から昨日まで10年間の我が家のリスク資産の通算騰落率です。
リーマンショックは2008年9月でしたから、2007年から2009年にかけての下り坂の5合目辺りでの出来事でした。
今回、2015年5月をピークにズルズルと下がっていますが、当時と比較するとまだまだ3合目辺りなんですね(実際には今どのあたりに居るのかは分からないが)。
対策として、今ジタバタしても仕方がないので、下げ相場の心構えで臨みましょう。下落時こそ積み立て投資が活きる時です。
積立投資を継続しよう
それにしても、自分の過去の成績をみると、これだけマイナスが続いてもよく10年も積み立て投資を続けているなぁと。
どれだけ『M』体質なんでしょうね。
継続のコツは、自動積立の仕組みを作ることと、投資スタイルの似た仲間を作る事。
サラリーマンは給与から一定額を積み立てる事で、無限ナンピンが出来るのだから、暴落時こそがチャンス。積立を止めてはいけません。
ただしこれは十分に銘柄分散されたインデックス投資での話です。
また、自分のリスク許容度をオーバーしていると感じるのなら、一旦仕切りなおしても良いと思います(ストレスに感じながら続けるものじゃない)。
また、インデックス投資の世界では、自分がマイナス収益の時は、周りのインデックス投資家も同じようにマイナス収益となっている訳です。
ツイッターなどで、インデックス投資家のコミュニティに参加してみてはどうでしょうか。
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